サーバ」カテゴリーアーカイブ

Proxmox VEにcpupowerをインストールする

Proxmox VEのホスト鯖は常時起動させているので、
熱とかもろもろ考えて、CPUのクロックなどを下げて運用しようと思います。

CPUの制御をするため「linux-cpupower」をインストール。
「cpupower」ではないので注意。

#apt-get install linux-cpupower

現状の確認。

# pveversion 
pve-manager/9.1.2/9d436f37a0ac4172 (running kernel: 6.17.2-2-pve)
#
# cpupower frequency-info
analyzing CPU 10:
  driver: intel_cpufreq
  CPUs which run at the same hardware frequency: 10
  CPUs which need to have their frequency coordinated by software: 10
  maximum transition latency: 20.0 us
  hardware limits: 1.20 GHz - 3.90 GHz
  available cpufreq governors: conservative ondemand userspace powersave performance schedutil
  current policy: frequency should be within 1.20 GHz and 3.90 GHz.
                  The governor "performance" may decide which speed to use
                  within this range.
  current CPU frequency: Unable to call hardware
  current CPU frequency: 1.20 GHz (asserted by call to kernel)
  boost state support:
    Supported: yes
    Active: yes
    3700 MHz max turbo 4 active cores
    3700 MHz max turbo 3 active cores
    3700 MHz max turbo 2 active cores
    3900 MHz max turbo 1 active cores

バグらしいが、どうやらProxmoxVEのlinux-cpupowerには、
バージョンによりサービス関係のファイルが含まれていない。
https://bugs-devel.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=894906

なので、rc.localに書いてお茶を濁す。
今回は、ガバナーを「powersave」、最大周波数を「2GHz」としました。

# vi /etc/rc.local

#!/bin/sh
/usr/bin/cpupower frequency-set -g powersave
/usr/bin/cpupower frequency-set -u 2GHz

権限

# chmod 700 /etc/rc.local

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NMOSのRDSサーバを立ててみる

仕事柄、SMPTE2110をちょっと触っているので、
NMOSもやらざるをえず。。。。

RDSサーバが必要なので自前で立ててみようかと。
検証でよく使われているそうなのでこれを使ってみます。
https://github.com/sony/nmos-cpp

Hyper-Vのクイック作成を使ってUbuntu20.04作ったので、
最小構成だとほかにもインストールしないといけないものがあるかもしれません。。。
(あたりまでだけど仮想スイッチでも問題ないです)

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description:    Ubuntu 20.04.4 LTS
Release:        20.04
Codename:       focal

さて必要なものをざっくりインストールしていきます。

$ sudo  apt-get update
$ sudo apt-get install build-essential g++ libcpprest-dev libc6 libavahi-compat-libdnssd-dev libnss-mdns avahi-utils git

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NginxでWebsocketリバースプロキシ

グローバルIPの「www.xxx.yyy.zzz」に不特定多数のユーザにアクセスさせて、
内部のWEBサーバにアクセスさせたいという要望があったので備忘録。

「www.xxx.yyy.zzz」のルータに穴あけというなのDST NATをかけるだけの簡単なお仕事。ではなくいろいろと考えなきゃいけないことが。。。

問題なのは、3点
「アクセス元は不特定多数」「内部のWEBサーバには認証がない」「Websocketを使っている」

仕様として、
リバースプロキシによって認証したものだけを通す、
ようは「aaa.bbb.ccc.ddd:8080」にアクセスしたら、
Basic認証して「www.xxx.yyy.zzz:80」へ接続する形にします。

加えて「www.xxx.yyy.zzz:80」に
アクセスできるグローバルIPアドレスを「aaa.bbb.ccc.ddd」だけに限定しておけば、
「www.xxx.yyy.zzz」のセキュリティはある程度保てるかなと。
SSLじゃないのは勘弁してください・・・

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GNS3のWEBUIを使ってみる

久々にネットワークを触ってみようかと思い。

ここからHyper-V用のVMをダウンロードしてきます
https://www.gns3.com/software/download-vm

ダウンロードされた「GNS3.VM.Hyper-V.2.2.15.zip」を解凍すると、
Hyper-V用のPowershellスクリプトが入っているのでそれを実行します
(中をみると、メモリ1GB、ディスクを2つ使う、みたいなことが書かれています))

管理者権限でPowershellを起動。
Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy RemoteSigned
一時的にPowershellの実行を許可(このプロセスを閉じるまで有効)

PS C:\WINDOWS\system32> Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy RemoteSigned

実行ポリシーの変更
実行ポリシーは、信頼されていないスクリプトからの保護に役立ちます。実行ポリシーを変更すると、about_Execution_Policies
のヘルプ トピック (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170)
で説明されているセキュリティ上の危険にさらされる可能性があります。実行ポリシーを変更しますか?
[Y] はい(Y)  [A] すべて続行(A)  [N] いいえ(N)  [L] すべて無視(L)  [S] 中断(S)  [?] ヘルプ (既定値は "N"): y
PS C:\WINDOWS\system32>

同じディレクトリにあるPowerShellスクリプト「create-vm.ps1」を実行します

PS C:GNS3.VM.Hyper-V.2.2.15> .\create-vm.ps1

Name    State CPUUsage(%) MemoryAssigned(M) Uptime   Status     Version
----    ----- ----------- ----------------- ------   ------     -------
GNS3 VM Off   0           0                 00:00:00 正常稼働中 9.0

これでVMが作成されていると思います、
あとは「Default Switch」やCPUの数など環境に合わせて設定してください

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